まあまあ、かよ。


なぞである。


奥様がセレブ気取りで「お取り寄せ」している産地直送のお米。
ダンボールでドカンと届くわけだが、奥様が箱を開けると、なぜか、この本「佐久間艇長の遺書」がひっそりと忍び込んでいたらしい。

同じお米をお取り寄せしているセレブ友達のダンボールには入っていなかった。

最初は宗教的なものかなぁと思ったらしいが、ひらいてみるとそうではない。

「わざわざ送ってくるってことは、もしかしたら、すごーくいい話が書いてる本なのかも!」

ということで、結局、その日は「佐久間艇長の遺書」を読みふけった(ヒマか?)らしいが、読後の感想は


「まあまあ、いい話」


ただ彼女が唯一気がついたのが、佐久間艇長(佐久間勉)の家系図が巻末に載っていて、孫にあたる人物が


「佐久間崇」


だったこと。

それに気づいて、えらく興奮したらしい。

こうゆうのはなんていえばいいんだろう。ものすごく微妙なことだけで成立していて感想が持ちづらい。すごいといえばすごいんだけど。。。


何かの縁なので、いちおう読んでみようと思い、手に取りましたが2ページで脱落。だって、すでに「まあまあ、いい話」って言われちゃってるし、佐久間の遺書。


今朝、奥さんは「ブックオフに売ってくるわ」と言ってました。。。
まあまあの遺書。いくらで売れるかな。。。